ぐらめぬ・ぜぷつぇんのはてダ(2007 to 2011)

2007年~2011年ごろまで はてなダイアリー に書いてた記事を引っ越してきました。

copy機能を実装開始

最初は"new_related"として、ACLやカテゴリ、モデレート属性をコピーした上でタイトルを「(元データのタイトル) copy 1, 2, 3...」みたくしようとしたのだけれど。

タイトルに「コピー(コピーカウント)」というのを入れるのが思いの外面倒くさい。特に添付ファイルや画像ファイルでは、

"ほげ/ふが/image01.jpg"
"ほげ/ふが/image01.jpg コピー1"

となるのは醜いし、かといって正規表現でどうにかしようとしても、多言語化してるのでt()をパスした文字列で検索しなくちゃ・・・とか考えていく内に、「何だかユーザー視点でもよく分からない機能だよな」という感じに。

ぐだぐだ考えるだに、結局の所は「コピー」機能が欲しいんだよねという感じに。確かに属性値だけコピーして、データ型は選択できるルートもあるに越した事は無いのだろうけれど本当に必要かはきわめて微妙。
そういうのって、あるテキストドキュメント(WikiとかHTML)に対して画像なり添付ファイルを付ける場合で、なおかつACL権限をテキストドキュメントと同一に合わせておく必要があるケースで。そこまで微妙なデータを載せるのであればいっそWordなどのドキュメントとして固めてからUPする方が良いような気がする。

というわけで"copy"モジュールを実装開始。今日の所はとりあえずテキスト型だけ対応。

結局ユーザーとしては属性をコピーして云々できる機能が欲しいのじゃなくて、単純にデータをコピーして新しく作成したり、あるいはそれこそテキスト主体と割り切って、画像やファイルを「添付する」機能が欲しいのだろう。
YakiBiki自体は添付ファイルだろうが画像ファイルだろうが見境無く呑み込む保存場所としての機能もあるので、どちらかといえばそれはテンプレートやタイトルの仮想ディレクトリの機能を組み合わせて整理する方向になると思う・・・のだけれど。

ぶっちゃけ「どうにでも使えてしまう」感じになってきてるので、ユーザー側で適当に「使い勝手」を見つけて貰うしかない。
例えばテキストと画像・添付ファイルでACLやカテゴリを合わせたい場合は、それぞれでテンプレートを定義しておいてそれを使ってガンガンUPるほうが簡単だろう。必要な画像や添付ファイルを上げるだけ上げておいて、最後にテキストを仕上げるのだ。ACLはとりあえず下書きにしておいて・・・とか。

ここら辺を突き詰めていくと、結局は「データの関係」というのが一番据わりがよいような気がするけど今の時点でそこまで実装する必要は無いような気がする。data_to_dataインデックスなんて、使い方が分からない名前はぞっとしないし。その辺はむしろ仮想ディレクトリの絞り込みやカテゴリ絞り込みを使って閲覧する方向になると思う。

どうにでも使えるのって、本当作る側としてもポリシーの定めどころ・・・捨てどころが見えなくて正直疲れる。Blogとも違うしWikiとも違う。バージョン管理とACL、さらにデータの「型」について幅を持たせただけでここまで得体の知れないソフトになるなんて予想外。

一体いつになれば完成するのやら。