ぐらめぬ・ぜぷつぇんのはてダ(2007 to 2011)

2007年~2011年ごろまで はてなダイアリー に書いてた記事を引っ越してきました。

Barry Boehmがインクリメンタル開発を研究していたのは本当だった。

http://en.wikipedia.org/wiki/Barry_Boehm

Wikipediaに「Spiral Model」という項で紹介されているように、インクリメンタルな開発手法を研究していたのは本当だった。

また、よくよく読み直したら「人月の神話(新装版)」の16章の

漸増的開発 - ソフトウェアを構築ではなく、育成する

(中略)

この小さなプロジェクトでの恩恵と同じものが、大規模プロジェクトでも実現できる(文献12)。

この「文献12」というのが、BoehmによるSpiral Modelの論文になっている。

Boehm自身の論文に依るのではなく、引用に頼るのが我ながら情けなくはあるが、ともあれ、Brry Boehmが1980年代からソフトウェア開発における実測値の研究や、インクリメンタル開発の研究を行っていた事は確かなようだ。

つーか「人月の神話」に既にリーン開発のプラクティスが書かれているような気がするのは錯覚?