世界は弱肉強食でそれが自然です。・・・でも、ね。
今週号だか先週号だかのモーニングの「エンゼルバンク」で、「弱肉強食、勝者が残る」という話が出ていた。
確かにその通りだと思う。
でも、その通りでもないとも思う。
強い弱い。
勝った負けた。
で、何の勝負に?
本当に強いものだけが残るのであれば、今頃アフリカのサバンナはライオンか象しか居ないと思う。
海ならば、鮫とかシャチとか鯨ばっかりになってるんじゃないのか?
思うに、「戦って勝ち残る」のに全力を尽くせるタイプと、「逃げて生き延びる」のに全力を尽くすタイプのバランスの問題じゃなかろうか。肉食/草食のバランスで言えば、草食の方が圧倒的多数だ。多数が逃げるのに全力を尽くしているから、肉食は爆発的に増えないし、上手く循環が成り立っている(ように人間様の目からは見える)。
強い弱い/勝った負けたというのは勝負条件があっての事で、勝負条件なんて沢山ある。
「逃げて生き延びる」のが得意であれば、それを活かせる勝負に挑めば良いと思う。
今更ジョジョのスタンドを持ち出すまでも無いけれど、得意なことと勝負条件を上手くマッチさせればもっと人生を楽しめると思う。
だから、さ。疲れたって良いんだよきっと。
本来草食だったのが、無理してかあるいは気づかずに肉食と同じ土俵に立ってしまったんだ。
そりゃ疲れるって。
だったら逃げても良いんだ。逃げてみようよ。土俵を変えてみよう。別の勝負条件の世界へ行ってみよう。
今の会社の人達からアレコレ正論を聞かされるかも知れないけれど、本当にそれが合ってるのか間違ってるのかなんて、誰にも分からないんだろうから、さ。神様が○×付けてくれるとでも思ってる?
自分の人生は自分でしか○×付けられないんだし、そもそも○×どっちか分かるのが何時なのかも分からない。死ぬまで分からないかも知れないし、死ぬ前に分かるかも知れないし、1ヶ月後に分かるかも知れないし。
という風に自分を慰めてみるテスト。でした。